ドクターフィッシュ飼育・繁殖 Q&A
ドクターフィッシュ(ガラルファ)を飼育するにあたり、
某水族館に飼育方法を問い合わせたところ
大変参考になる答えが返ってきました。
公開しようか迷いましたが 最後に重要なメッセージがありますので、
公開することにしました。
Q1.雌雄の判別はわかりますか?
完全な判別は出来ていないそうです。
ただし、成熟した雄は腹部をそっと圧迫すると
総排泄腔から精子が出るので確認できます。 が、
でないからとメスとは断定できません。
Q2.繁殖期の変化は?
周年採卵出来ていますので
明確な繁殖期は飼育下では確認しづらいです
ただ、採卵出来た日の間隔や採卵個数から
おおよそ、春〜秋かなと考えています
繁殖している親魚は全長で7〜12センチですので
ハッキリした二次性徴は不明ですが
吻部に白い追星の様なブツブツが出てくるのと
各ヒレが朱色に色づいてくるのが成熟の証?かもしれません
繁殖は生後1年程度で可能になります
Q3.水温は?
当園では26℃にサーモの設定をしています
通常の熱帯魚の水温とお考え下さい
理由は・・・
・高水温では老廃物を含めて有機物の腐敗が早いこと
・病気になった時の初期治療でよく行われる水温を上げる行為のため
30℃以上での更なる水温上昇よりは26℃から上げる方が魚体への
リスクが少ないだろうということ
20℃を下回るようにしないようにします。
Q4.60cm水槽で繁殖が可能かどうか?
もし繁殖に挑戦されるのであれば
今後より大きな水槽が確実に必要になります
当園では繁殖水槽に90cm水槽を使用し、
親魚を40尾程収容しています
フィルターには水槽水量相当の
パワーフィルターを使用しています
親魚サイズで20尾程度が限界ではないでしょうか
重要なメッセージ
ガラルファに限らず、どんな動物でもそうですが「繁殖は計画的に」です。
繁殖して個体数が増えれば、当然飼育設備の増加・大型化
それに伴う費用と手間の増加を見込んだ上で実施されるべき事です
飼育できなくなった生物ほど可愛そうなものはありません
またツボにはまったガラルファの繁殖力は相当なものです
1個体当たりの産卵数はハッキリしませんが
繁殖水槽で多い時は300粒程度採卵されます
それらが成長した時に飼育できる能力があるかどうかもご検討下さい
産卵は数日に渡って続く場合もあります。
また当園では何も入れていないベアタンクでも勝手に増えた例もあります。
温泉水にもすめる水質(水温)の適応幅と繁殖力の強さは
日本の自然環境でも十分適応できると私は考えています
こうなるとバスやブルーギルと同じことになりかねないと思います。
繁殖しすぎた個体は殺処分する必要が生じる可能性すらあることも
お考え下さい(飼育者としての責任です)
(一部文章は省略してます。)
最後に 某水族館の担当者様ありがとうございました。
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[ 2008/01/07 13:30 ]
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